泊まってるロッジに早大生の集団が泊まってて、話を聞くと
ヌンバック村という水上集落に住む人たちの
ゴミ問題でコタキナバルに来てるらしい。話を聞いてる限り、ブルネイの水上集落みたいな感じだったので、あまり期待してなかった。
ただ、ボランティアに来るくらいだし…と見てみたい気持ちがあったので向かいました。コタキナバルは郊外へ行く際に
不便なのでレンタルバイク32h 42rm(1060円)を借りました。(ヘルメットレインジャケット・カゴ付き。保険なし)
場所を聞いてなかったので適当に走り、探すが見つからず現地の人に聞きまくってそれらしきところを案内してもらいました。教えられたところはヌンバックというところではないが、大通りから離れたところで工場などで水上集落を
隠されてる感じでした。
近づくにつれて漂う軽い異臭。そして水上集落を目にして最初に見たのが予想を超えるごみの量。
水上集落ではなくゴミ上集落といっていいくらいだ。あまりにも酷さに言葉を失ったくらいだ。ブルネイでも水上にペットボトルやお菓子の袋など落ちてたが、波で流されないように網が引かれていた。それでも普段歩いてる分には気にならなかった。
だけど、ここに住む人たちには笑顔があり、子供も無邪気なのでそこは安心した。
集落を歩いてると何人にも●▽□◆◎とマレー語で言われました。どうやら「どこに行く?」「何しにここにいた?」と行ってるようだった。「ツーリングしてたら見つけて気になったから来た。ただの好奇心だ」と英語で返すと納得?して去っていくがみんなフレンドリーだ。英語話せる人もそれなりにいる。内一人にこの村について聞いた。
翻訳が正しければ、この集落は政府が2001年頃?に作ったらしく軍基地・リゾート地を作るために
先住人をこの集落に移動するように言われたらしい。マレー人とフィリピン人の移民?がいるらしいが違うエリアで暮らしてる。この集落の人数は?「この集落の人数は多すぎて私にはわからないわ」
そして、このゴミにどう思う?って質問には、「分からないわ、普通だもん」ということだ。そんな話をしてる最中にも子供がお皿をブーメランのようにゴミ(海)に投げたのが印象深かった。ポイ捨てすることについてなにも思ってないのだろう。
フィリピンでもそうだけど、
貧しいところは子供がたくさんいる。ここもそんな感じだった。だけど、その村から出てくる若い人は普通の新しい服を着てる。そして数少ないが車も止まってた。恐らくかなりの貧困層まではいかないのだと思う。
夜、早大生の子と少し話を聞いてみると、だいたい同じことを言っていた。
・一度ゴミを排除したみたいだけど、元の状態に戻った。
・ポイ捨てに関してここに住む人たちはなにも思ってない。
・昔は観光地だった。
・過去にコレラで数人亡くなっている。
・ある集落ではポイ捨てをすると罰が与えられる集落もある=ゴミが落ちてない。
フィリピンのスモーキーマウンテンを見てきたが、これとあれとでは
別の問題みたい。
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